便秘の薬による弊害

便秘の時に薬は飲んだ方が良いですか?飲み過ぎはよくないですか?

便秘の薬と言えば、下剤と言うことでしょうか。
それでしたら、一概に「飲んだ方が良い」とは言えません。
重度の便秘は病気や肌荒れなどの原因となり、体を壊してしまいますから、多少は薬の手助けも必要でしょう。
しかしやはり薬は毒ともなりうるもので、あまり飲み過ぎてはいけません。

まずは食生活の見直しや運動など、薬に頼らない便秘解消法を試してみてください。
それらの方法を試しても改善されない場合に、最後の手段として下剤を使うのが良いでしょう。

下剤には、刺激性・浸潤性・膨張性・塩類などの種類があります。
それぞれに作用が違い、副作用も違いますから、使用する種類はきちんと確認してください。
原則として、最初は「弱い薬を最小量」から始めてください。

強いものを使ったり、量を多くしたりすると体が過剰に反応してしまうことがあります。
また、下剤に頼っていると体が薬に慣れて、効果が出にくくなることもありますし、そこからさらに強い薬へと進んでいくと、下剤がなくては排便できない依存状態に陥る可能性もありますから、使用量や頻度には注意してくださいね。

もし、生活習慣を改善し、下剤を飲んでも便秘が続く場合には、何かの病気が考えられます。
便秘は何かしらの病気のサインである場合もあります。
下剤で排泄を済ませていると、このサインを見落としてしまいかねません。
ですから、便秘が続く場合には一度診察を受けると良いでしょう。



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